Consultingコンサルティング
メンタリングプログラム
組織やその仕事の領域で、経験が豊富なメンターとの面談を通じ、発達段階にあるメンティのキャリア発達や心理的なサポートを行います。それにより、メンティの主体的な意欲を喚起し、自律的なキャリア形成を後押ししていくプログラムです。本プログラムは、相互成長をキーワードにし設計しています。そのため、メンティの成長のみならず、メンター側のマネジメントやリーダーシップを高める学習機会にもなります。さらに複数年実施することで、組織内のインフォ―マルなつながりを強化し、組織の活性化にもつなげていくことが可能です。
提供領域
- 女性社員や少数派社員の活躍推進
- 新入社員・若手社員の定着促進
- 中途採用社員の早期戦略化
- 次世代リーダー育成…ほか
基本プロセス
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1 フレーム設計と周知
1-1 目的・対象者決定 1-2 期間や規模の決定 1-3 対象者への周知と参加者の人選 -
2 スタートアップ研修
2-1 キックオフミーティング 2-2 メンター研修実施 2-3 メンティ研修実施 2-4 マッチング -
3 個別セッションとフォローアップ
3-1 個別面談実施 3-2 中間ミーティング実施 3-2 終了時ミーティング実施
提供メニュー
フレーム設計と事務局支援課題を整理し、ねらい、プログラムの対象・規模・実施期間等の全体像を整理します。対象者の選抜・マッチング等の手法についても事務局に提供し、スムーズな運営につなげます。 |
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メンター・メンティ研修スタート時に、メンティには、キャリアやコミュニケーション等のトレーニングを行うとともに、参加の意義を明確に認識いただきます。メンターには、メンターの役割を理解し、キャリア支援の考え方の理解、より質の高いコミュニケーションの実現に向けたコーチングやカウンセリングの技術を習得するトレーニングを行います。 |
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中間ミーティング・終了時ミーティングメンター、メンティそれぞれの同じ立場のメンバーが集まり、個別セッションの中で起こっているトピックについての共有と学習の機会にします。他者の好事例を持ちかえり、各自のメンバリングや業務に活かすことをねらいとしています。 |
事例
M社(食品関連メーカー業)
- 主な支援メニュー
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- フレーム設計と事務局支援
- メンターおよびメンティ研修(導入・中間・終了)
- 支援の概要
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経営戦略として、2年前より、ダイバーシティの実践を行い、この部門では、女性の能力発揮を実現することが大きな柱となっていた。研修等は全社で実施しているものの、意欲喚起以上の動きにはつながりにくいため、別の方法はないかと相談を受けた。主要な女性人材をメンティとし、ペアとなるメンターを置くことを検討した。
最初に、各部署のセクション長に、メンター、メンティ双方の参加推薦を依頼、マッチングの準備を整えた。次に、合同キックオフ研修の後、メンティ、メンターの2グループに分け導入研修を行い、各ペア個別のセッション(面談)に入った。中間ミーティングでは、進展が芳しくないペアへの助言等をコーディネーターが行い、効果を担保した。1年ごとに対象者を入れ替え計3年間の実施を図った。現在は内製化しており、メンターによる育成が組織文化として定着している。
関連プログラム
研修
- メンタリング導入研修(メンター・メンティ・合同)
- 個別スーパーバイズ(メンターへの助言を講師が行う)