Consultingコンサルティング
働き方改革
働き方改革は、経営環境や雇用のあり方が変化する中で、どの組織も共通して取組むべき共通課題となっています。一方で、経営・人事側のみの主導体制では、現場の「主体性」の維持がむずかしく、ともすれば残業削減策のみに偏る「働かせ方改革」になるリスクも懸念されます。私たちは、働き方改革を、「組織と個人の価値を向上させるための仕事と人生の再設計の機会」ととらえ、ボトムアップとトップダウンの双方の動きを活性化し、推進を後押ししていきます。
基本プロセス
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1 プレリサーチ
1-1 実態把握 1-2 キーマンミーティング 1-3 推進フレーム設計 -
2 プロジェクト設立・活動計画策定
2-1 プロジェクトチームキックオフ 2-2 詳細調査とマスタープラン作成 2-3 社内周知 -
3 実施と効果測定
3-1 社内啓発活動 3-2 働き方改革・イクボス研修実施 3-3 月次モニタリング 3-4 プロジェクトミーティング
提供メニュー
働き方改革・ワークライフバランスに関する組織内調査以下のような手法を用い、現状把握や問題点を把握することを支援します。
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コンサルティング実態把握・マスタープラン策定・実施や効果測定等、それぞれの段階に応じた情報提供や助言を行います。 |
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プロジェクト活動支援各部署の取組を推進し、モニタリングをする実行部隊としてのプロジェクトづくり、チームビルディング、各活動における進捗管理等を支援します。 |
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研修や大規模対話集会の実施全社や対象者別での研修やワークショップの企画及び講師やファシリテーターの派遣を行います。規模や目的に応じて、各組織にフィットした内容を提供します。 |
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社内啓発支援社内報への情報掲載、イントラネットページ原稿執筆、オリジナルハンドブック作成、社内講師用啓発セミナープログラム作成等のコンテンツ提供を行います。 |
事例
D社(サービス業)
- 主な支援メニュー
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- 組織内調査
- マスタープラン作成
- 実施助言および進捗モニタリング
- 支援の概要
- 人材の採用と定着が業界全体の大きな課題で、スタート時は、離職の問題が大きな問題となっていた。特に若手が数年で離職してしまい他社へと移ってしまう例も複数あった。そこで、人事の役員と人事の若手メンバーを中心に、実態把握を実施。就業時間の正確な把握および、離職の原因をインタビューで明らかにした。
離職の主な原因は、長時間労働と社員への負荷。そこで、パートやアルバイトの方に権限を委譲し、誰でもできる化を推進。結果、社員の長時間労働の解消と、非正規社員のモチベーション向上につなげた。またこれを機に非正規から正規への転換制度の周知も実施した。
また人事部門では、各月の労働時間を正確に把握する体制を整え、課題がある職場には直接介入し、対応策を一緒に検討している。好事例は他の職場に横展開できる情報発信も行った。
N社(製造業)
- 主な支援メニュー
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- グループインタビュー
- マスタープラン作成
- ベストプラクティス紹介WS
- 管理職イクボス研修
- 育休復帰者研修
- 社内報執筆
- 支援の概要
- 慢性的に残業が多く、若手のモチベーションの低下、女性リーダーの育成が進まない等の相談からスタート。プレリサーチを行い、状況を把握。部署によりかなり状況がことなることがわかった。そのため、一律型の取組は限定的に行い、各部署に改善アイデアを提供し、個別に実施し、結果を集約する体制をとった。
スタート時、各部署の管理職に研修を行い、その後、部署のメンバーを巻き込み、部署内で活動アイデアとゴールを設定し、社内で共有。数ヶ月ごとに各部署の進捗状況を主幹部署である総務部門が発信した。同時に、この10年に入社した女性社員の離職が出てきているということで、就業継続の課題設定をし、育休復帰前後の面談と研修をプログラム化し、フォローアップを行っている。
半年程度で、残業などは全社的に改善。育児などを理由にした女性社員の退社も減少した。
関連プログラム
研修
- ワークライフバランス・働き方改革
- イクボス研修
- パパのための働き方改革研修
- 生産的会議を実現するためのファシリテーション研修
- 働き方の改革先進企業の具体策を学ぶベストプラクティス紹介ワークショップ
- 育児期キャリア支援
- 育休復帰支援研修
- タイムマネジメント
ワークショップ・その他
- 働き方フォーラム
- 働き方に関する意識調査
- かえる会議プログラム
- 働き方改革ワーキングチーム活動支援
- 働き方改革職場推進者育成プログラム
- 育休復帰支援 面談プログラム