福岡県主催「ジェンダーとメディアに関する勉強会」を開催！本勉強会は、主にメディア関係者を対象に、アンコンシャス・バイアスについて学ぶ機会づくりを行いました。

◆テーマ：アンコンシャス・バイアス、ジェンダー
◆場　所：アクロス福岡607会議室　※感染症対策を徹底して運営を行いました

PR動画や雑誌等の記事の「炎上」案件が増加している近年。メディアが発信するジェンダー観が、消費者と乖離している状況が見え隠れしています。一方で、メディア情報が私たちのジェンダー観に与える影響は、やはり大きいもの。

そこで、発信者が知っておくべきジェンダーの新常識、そのメインテーマとして最近注目を集める「アンコンシャス・バイアス」を学ぶ勉強会を開催。弊社代表取締役・高見真智子が講師として登壇しました。

冒頭は、「社会の変化と男女共同参画の変遷」と題し、講義形式でジェンダー観の変化の背景にある、社会構造の変化や多様性が進む世の中の時流をお伝えしました。

勉強会のメインは「アンコンシャス・バイアスワークショップ」。アンコンシャス・バイアスの定義を理解した後は、再現ドラマを活用した 「バイアス探し」ワークを実施。地元・福岡市に拠点をおく、地域密着型プロ劇団「劇団ショーマンシップ 」から俳優陣を招聘し、「メディアあるある」な職場の一コマを上演！

会場内でいきなり始まる演劇に、参加者の皆さんも驚きつつも、目の前で繰り広げられるドラマに興味津々！登場人物のセリフや言動の、どんなところにバイアスを感じるか、リアルタイムでバイアス探しを行いました。

ワーク後半では、ドラマやテレビ等、身近な発信物にみられるバイアスについて、グラフィックテンプレート、と呼ばれる模造紙に付箋を貼りながら、グループで意見共有。

まとめでは「アンステレオタイプ宣言」を考えよう、というテーマで、バイアスをコントロールするためのアイデアをグループで出し合いました。

私たちのジェンダー観に大きな影響を与えている「アンコンシャス・バイアス」。無意識で気づきにくいバイアスにアンテナを立て、上手にコントロールしていくためのヒントを、少しでもアクションのヒントとしてお持ち帰りいただけたら幸いです。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。